見るに堪えない剛毛の足が、自宅で簡単に生まれたてのようなムダ毛ゼロの足になります。
これまで脱毛経験が特にない方は、異様なことのように感じられるかもしれません。
でも、
「安心しろ。脱毛して、自分は新しく生まれ変わる、なんてことはない」
脱毛の神を代弁して言うなら、こんなコメントで落ち着くかと思います。
つまり、脱毛しようがしまいが、自分の人生には大した影響はないということです。
何事も初体験の世界では感動が広がります。
でも、数週間後にはまた元に戻ります。
そして気づきます。
「脱毛が生活の一部になっている」
または
「脱毛しなくても別に問題ない」
つまり、「脱毛」と行動は、ご自身の目的達成のために必要なツールであるだけで、脱毛自体に何か特別な力があるわけではない。
「は?そんなこと分かってるわ」
それなら良いのですが…
ほんの数週間、スネ毛や腕の毛がなくなるだけで、周りはあなたの腕毛やすね毛が剛毛だろうとツルツルだろうと、そんなことをイチイチ気にしていない。
むしろ、そんなことを気にして自意識過剰になっている自分自身に問題があると、目を向けるべきです。
当たり前のことを言ってしまい、大変不快な思いをさせてしまったかと思いますが、
「脱毛が特別プラス要素を持つわけではない」
ということだけを先にお伝えしたかったのです。
では次に、「脱毛して良かったぁ」という、ケースをご紹介していきます。
脱毛で損することはなくなる?
TPO(時・場所・状況)によっては、毛深いよりもキレイな足の方が断然心象のよくなることがあります。
裏返せば、相手に無駄な不快感を与えることが少なくなるということです。
もちろん、Queenのフレディー・マーキュリーや、俳優の山田孝之さんのように、毛深いことがトレードマークのような方は、むしろ脱毛したら「何かあったの?」と心配されるかもしれません。
でも、毛深い愛されキャラで一般認知されていることでもない限り、脱毛により意図せず印象操作されることは、ほぼ無くなるでしょう。
海外では脱毛が当たり前?
お国柄によって脱毛への意識は異なりますが、海外に比べても日本人は脱毛にはそこまで関心がないようです。
以下3つの理由で、海外が脱毛に対して積極的なのが分かります。
①タトゥーを入れるため
「そっちの世界でない限り、タトゥーを入れることは考えられない」
ドラマなど諸々のメディアによって、このような先入観が植えつけられているかもしれません。
でも、海外に行けば道行くすれ違う人や店舗スタッフ、それからスポーツ選手など、おしゃれでピアスをするくらいな感じでタトゥーを入れている姿が見られます。
なので、施術するために当然のように脱毛処理をしています。
②サッカーをやるため
サッカー大国の南米やヨーロッパでは、サッカー選手はみなさん脱毛されているようです。
テレビやネットでも、有名選手が映った筋肉美のツルツル肌が印象的かと思います。
でも単に、清潔感を高めるために脱毛しているわけではありません。
体がぶつかり合ったり、転んだりする激しいスポーツなので、体毛が引っ掛かったり、怪我した際にムダ毛によって治療の妨げにならないよう、マナーの一つとして考えられている部分があります。
③ロードバイクに乗るため
海外では公共の交通機関や自家用車の他に、ロードバイク通勤する方が多いようです。
都心部でも高層ビルの前に、そこの会社員と思われる外国人が、数台のロードバイクを街路樹に立て掛けているのを目にします。
(おそらく違法駐輪ですが…)
そのくらい、海外の方はロードバイクを乗りこなしていることが伺えます。
さて、ロードバイクに乗る格好は、大抵は膝上までのスパッツやハーフパンツを穿いた姿。
乗り物もファッションもスポーティーでスタイリッシュにも関わらず、すね毛が半端ないってことでは格好がつきません。
それに、競技自転車選手はサッカー同様に、怪我をした際にムダ毛が邪魔にならない為や、軽量化の為という意味もあるようです。
タトゥーというファッション文化やスポーツ選手の確立したスタイルが、脱毛への抵抗感や偏見を生むことなく、日常的になっているということです。
女性が男性に脱毛してほしいのか?
一般女性の意見調査をまとめたサイトが多々見られます。
脱毛に対して、賛成派と反対派があることから、脱毛したからといって100%女性ウケするとわけではないようですね。
以下、それぞれの主な意見を見ていきましょう。
賛成派
限度もあるけど濃いより薄い方が清潔感があり好感もてます。
引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/
手入れされてなかったり、手入れが適当よりはいいと思います。
引用:https://matome.naver.jp/
短パンをはくなら、きちんと処理するのがマナー!
引用:https://twitter.com/youchannshouch1
反対派
ヒゲが苦手だから、ヒゲ脱毛はいいと思う。
けど、すねまでツルツルなのはどうなのかなぁ?
引用:http://girlschannel.net/topics/193/
毛深すぎる人が脱毛するのはいいかもしんないけど、普通の人が芸能人に憧れてツルツルにしてるのみるとマジで引くわ
引用:http://girlschannel.net/topics/193/
毛が多かろうが、少なかろうが、どっちでもいいけど、
何よりもそういう細かい事を気にする神経がイヤかな。
引用:http://girlschannel.net/topics/193/
うーん、脱毛すれば女性にモテるってわけではないのがよく分かりますね…
女性としては、「なぜ脱毛するのか?」という正当な理由付けがしっかりあるかどうかがポイントと言えます。
ついでに「どちらでもない派」の意見も見てみましょう。
どちらでもない派
スネ毛全開の男もキモイけど、処理されるのもキモイ!!
引用:https://twitter.com/youchannshouch1
小学生じゃあるまいし、いい大人の男がハーフパンツなどの短いズボンで外出したり電車に乗ったりするのは見た目に不快で迷惑。
引用:https://twitter.com/xxxqg
自然に薄いとか、あまり生えていない感じがいいと思います。
引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/
「薄めで爽やかな毛量が好印象!」って、無茶言う!
そういう優れたDNAを持たない男性は、一体どうすればいいのか?
もはや、ハーフパンツも半袖も許されないのか?
このように、世の中の女性としては、モジャモジャも嫌だがツルツルも嫌だという意見も結構多いようです。
脱毛で薄毛が見込める?
女性ウケしたい場合、一番好印象が持たれる毛量に近く為にはどうすれば良いか。
考えうる方法としては、一度しっかり脱毛してからどのくらいの期間で、ちょうど良い長さと量になるかを検証してみることです。
脱毛により毛根へ少なからずダメージを与える為、生えるスピードが遅くなったり、毛質が弱まることで薄毛になっていくことが考えられます。
ただ、これには医学的根拠はなく、万人共通というわけではなく、逆に「硬毛化」といって毛が濃くなるケースもあります。
結論として、自宅でできる範囲としては、ご自身の発毛速度がどのくらいかを確認し、それに合わせて抑毛剤で毛を生えにくくしていのがベターな方法になるでしょう。
まとめ
脱毛が女性ウケの第一歩になるという先入観がありましたが、やりすぎも考えものだということなんですね。
ただ、こうした意見もほんの一部なので、心機一転するきっかけであれ、イメチェンであれ、「こうなりたい!」という願望を叶える為にも、試しに脱毛するのも良いと思います。
それに、脱毛したからといって膝上が覗くハーフパンツを穿くのではなく、七部丈や九部丈でおしゃれに足元を涼しげに見せる工夫も取り入れてはいかがでしょうか?
生足を出して「脱毛アピールしてます」という風に見えると、女性側は引いてしまうということなので、脱毛と服のコーディネートはセットで考えておきたいですね。