脇毛を除毛クリームを塗って処理した時の話です。
その時は、高頻度でお世話になっている、除毛クリーム「NULL REMOVER CREAM」を使いました。
除毛後、かぶれなどの問題もなさそうだなと思い、いつも使っているロールオンタイプの制汗剤8×4を塗るべく、脇にピタッと当てました。
その瞬間、
「痛っ!!!!?∑(; ̄□ ̄…」
と、顔が歪むくらいの痛みが走り、急いで水で洗い流しましたが、30分くらいヒリヒリと痛みが治りませんでした。
腕や足にも、NULLの除毛クリームを使いましたが痛みを感じることはなく、そもそも脇は使用OKな部位なので、最初は「なんでだろう」と、ひたすら疑問でしたが、以下のような理由だと分かりました。
炎症が発生した時の対処法
除毛クリームには多くの化学薬品が含まれています。
ざっとこんな感じです。
【有効成分】
チオグリコール酸カルシウム【その他の成分】
精製水、パパイン、オレンジ油、アロエエキス(2)、ノバラエキス、ノバラ油、尿素、セトステアリルアルコール、流動パラフィン、ラウリル アルコール、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ミリス トイルメチルタウリンナトリウム、水酸化ナトリウム、濃グリセリン、ヤシ油脂肪酸アミノプロピルベタイン、ヤシ油アルキルジメチルアミ ンオキシド液、エデト酸二ナトリウム、パラオキシ安息香酸エステル、リン酸、香料
もし、皮膚が敏感であったり、体調が優れない時に除毛クリームを使用した場合、これらの成分が過剰に作用し、「接触性皮膚炎」を引き起こすことは十分にありえます。
▼接触性皮膚炎とは?
何らかの物質が皮膚に接触し、それが刺激やアレルギー反応となってかゆみを伴う湿疹が出ます。俗にかぶれとも呼ばれ、接触した部分の皮膚に紅斑(こうはん)が現れ、ひどいときには、腫れ上がったり、小水疱(しょうすいほう)が出現したりします。
http://www.kyowa-kirin.co.jp/kayumi/disease/case03.html
それにしても、脇もアレルギー反応が起こりやすい部位だったんですね…
筆者は特に、冬でもツーッと垂れてくる量の脇汗が出る体質なので、汗腺が集中的に多く、皮膚の質感も柔らかいため、余計に炎症を起こしやすかったのかもしれません。
筆者の場合は、昨年別件で顔にデキモノができた時にもらった処方箋(軟膏)を塗って、脇に刺激を与えないよう1日安静にしていたら痛みが完全に引いてくれましたε~( ̄、 ̄;)ゞフー
本当は、直ちに皮膚科で診てもらうべきなので、もしお近くに皮膚科がある場合は直行しましょう。
でも、ムダ毛処理は時間のまとまった土日祝日に行うことが多いので、皮膚科が定休日でやってないこともあります。
その場合は、やむを得ず市販の薬を塗って様子を見ることにしましょう。
おすすめの薬とは?
市販のドラッグストアでも炎症を抑える軟膏は売られているので、その中でも以下おすすめ商品をご紹介します。
フェミニーナ軟膏
抗ヒスタミン成分が配合されていて、かゆみを抑えてくれる効果もあり、クリームが伸びるので、少ない量で広範囲に塗ることができます。
市販の薬で、近所のドラッグストアでも売られていますので、皮膚科に行くまでの間は、こちらで様子を見ておくのも良いでしょう。
エマゼン軟膏
使用NGの部位や条件 | 化膿している患部(水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむし等)。 |
顔面への広範囲の使用 | |
長期間の使用 | |
医師の相談が必要なケース | 医師の治療を受けている人 |
妊婦又は妊娠していると思われる人 | |
薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人 | |
患部が広範囲の人 | |
湿潤やただれのひどい人 | |
深い傷やひどいやけどの人 |
オロナインは使用して良いか?
CMなどで、「すりきず・きりきず・あかぎれ・やけどにはオロナイン」というイメージがあるため、皮膚の炎症にも効果を発揮しそうな感じがしますよね?
しかし、使用しないでください!
オロナインの注意書きにも以下のように記載があります。
“湿疹(ただれ、かぶれ)”、”虫さされ”は、症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなるためです。
https://www.otsuka.co.jp/faq/oronine/02.html
これは危ない…
効果がありそうなイメージがある分、思わず使ってしまいそうです(゚ー゚;Aアセアセ
一番安全で症状回復に近い存在は、皮膚科。
もし、営業日まで待たなければいけない場合は、ご紹介した市販の軟膏を使用し、安静にしていましょう。
まとめ
除毛クリームには多くの化学薬品が含まれている為、どんなに頑強であっても少なからず皮膚へのダメージはあります。
それはブラジリアンワックスの比ではなく、使い方を謝ったり、体との相性の良し悪しを理解していないと、皮膚の炎症やトラブルを招く結果になります。
また、部位によって皮膚の耐性が異なるので、他部位で使用して大丈夫だったからといっても、安心はできません。
しっかり、パッチテストを行い、問題ないことが確認できた段階で使用するようにしましょう!